人間ドック
生活習慣病は、誰でも発病する可能性があり、しかも初期には自覚症状がなく、長い年月にわたって徐々に進行します。そして症状があらわれて気づいたときには、病気がかなり進行していたということも多くあります。そうならないためには、生活習慣を改善し、“自分の健康は自分で守る”ことが重要ですが、それとともに人間ドックの受診で定期的に健康状態を調べ、病気の芽は早いうちに摘み取ってしまうことも必要です。
健康保険組合では、疾病予防対策の一環として、人間ドック受診時の自己負担額の補助を行っています。健診当日の窓口支払いはなく、充実した検査を受けることができますので、積極的に受診し、ご自身の健康管理にお役立てください。
対象者
30歳以上の被保険者および被扶養配偶者(任意継続者も含まれます)
- ※40歳以上の被扶養配偶者は、特定健康診査と人間ドックの両方の受診はできませんので、どちらか一方を選択して受診してください。
補助回数
年度内(4月~翌年3月まで)に1回
- ※40歳以上の被扶養配偶者が、年度内に特定健康診査と人間ドックを重複して受診された場合には、人間ドックの自己負担分に加えて特定健康診査費用相当額を負担していただきますのでご注意ください。
検査項目
一般検査(問診、身体測定、腹囲、視聴覚、血圧等)、血液検査、尿・便検査、胸部・胃部X線検査、腹部超音波検査、心電図検査など
健診機関によって検査項目の名称・内容が異なる場合があります。
- ※基本検査項目とオプション検査は併せて申し込むこととし、オプション検査の単独受診はできません。
- ※人間ドックは様々な検査で病気を早期発見し、予防につなげることを目的としているため、自覚症状のあるもの等、以下の検査につきましてはオプション検査として認めておりません。人間ドック受診時に併せて検査される場合は、全額自己負担となります。
補助対象外のオプション検査例
肥満遺伝子検査、アルコール遺伝子検査、健康年齢測定、軽度認知症機能検査、睡眠時無呼吸症候群検査、腸内フローラ検査、アレルギー検査、更年期検査、歯科ドック、運動教室 など
(健診機関により名称が異なります)
申し込み方法
- 受診者が直接健診機関に予約してください。がん検診等のオプション検査は、原則、予約時に併せてお申し込みください。
※予約の空き状況により、基本検査とオプション検査が別日になる場合でも、必ず同月内で予約してください。
その際、氏名、住所、電話番号、健康保険の記号・番号等をたずねられる場合がありますので、お手元に「資格情報のお知らせ」や「マイナポータルの資格情報画面」をご用意ください。
必ず日本板硝子健康保険組合の被保険者(被扶養配偶者)であることをお伝えください。 - 受診日が決まれば「人間ドック受診申込書」に必要事項をご記入のうえ受診日の1ヵ月前までに、健康保険組合へ提出してください。後日、「人間ドック受診者通知書(受診者控え)」をお渡しします。
- 受診当日は「人間ドック受診者通知書」、「マイナ保険証等」と「健診機関から指示のあったもの」をご持参のうえ受診してください。 ※「人間ドック受診申込書」提出後に日程の変更やキャンセルをされた場合には、必ず健康保険組合までご連絡ください。
- ※人間ドック受診申込書送付専用メールアドレスNSGKenpo@nsg.comをご利用ください。
受領後1週間以内には「人間ドック受診者通知書(受診者控え)」を原則、事業所担当者経由(社内便)で被保険者宛にお送りします。1週間以上経過しても受診者控えが届かない場合には、健康保険組合宛06-6222-7515までお電話ください。
必要書類 | |
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備考 |
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健診機関
費用負担割合
オプション検査を含めた請求総額に対する負担割合となります。ただし、請求総額が6万円を超えた場合には、超過額は全額受診者負担になります。
30歳以上 | 40歳以上 | |
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受診者負担 | 10% | 4% |
健康保険組合負担 | 90% | 96% |
自己負担額
健診当日の窓口支払いはなく、後日、給与控除または請求書払いで精算します。
計算例
費用総額:46,750円
(内訳:基本検査:37,400円、乳がん検査5,500円、子宮がん検査3,850円)
30歳以上 | 40歳以上 | |
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受診者負担 | 4,675円 (10%) |
1,870円 (4%) |
健康保険組合負担 | 42,075円 90% |
44,880円 96% |